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暮らしに関わる「食品・水質・腸内細菌」,新型コロナウイルスetc...検査のご紹介等

泥団子職人が教える砂場検査

 


11月も後半になり、肌寒い季節になりました。これから本格的な冬を迎えるにあたり体調管理には気をつけていきたいですね。

私は寒いのが苦手なので、半袖半ズボンで元気に遊んでいる子供たちを見ると心配ながらも、少しうらやましいなと思います。

私は、幼少期の頃、友達と泥団子を綺麗にかつ硬い泥団子を作れるかを競争して遊んでいました。みなさんもそういった経験はありませんか?

今回は自称『泥団子職人』が砂場検査について少しご紹介させていただきます。

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九州保健ラボラトリーでは、子供たちが安心安全に遊ぶことのできる大切な遊び場を守るために、砂場の中に潜んでいる”菌”がいないかを検査しています。

1.検査項目

大腸菌群・E.coli・黄色ブドウ球菌寄生虫

2.検査方法

砂場の5か所(四方と中央)を10㎝ほど堀り、砂を採取します。

*採取は2、3日晴れの続いた晴れの日に行います。

*滅菌したスコップで採取します。

*結果は1週間ほどでご報告できます。

3. 検査結果

結果は1週間ほどでご報告できます。

4. 砂場の消毒方法

次亜塩素酸ナトリウムで消毒!

   *目安は12平方メートルに対して約25リットル

熱湯を利用。

  • 砂を取り出して、熱湯消毒後、乾燥させる。

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砂場遊び後のうがいや手洗いも必要ですが、検査を通して

”安心安全な環境作り”のお手助けができればと思います。

ぜひこの機会に検査をしてみませんか❔

詳しくは

お問い合わせフォーム

 

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腸内細菌検査の袋が新しくなりました!

徐々にお知らせしておりましたが・・・

10月に入ってご準備する分から

腸内細菌検査用の袋

新しくなりました

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NEW腸内細菌検査用一式

今までと比べても、衛生的な面・丈夫さなど

改良されたかと思っております。

また、以前のシールよりも検体へのフィット…粘着力も強くなりました!

 

ただし、使い方が大幅に変わったため、動画でお知らせいたします。

photos.app.goo.gl

袋用シール部分にもQRでこの動画をご覧いただけるようにしております。

ただし、機種によっては

●●(個人で使われているgoogleのアカウント)として参加」と

出てくることがありますので、

そこは

参加せずに続行」を選択してご覧ください。

見ていただいた方が表示されてしまいます…

 

また、あわせてご依頼書の記入や、ノロウイルス検体の発送に関しても

ご案内している点がございます。

「最近、九保さんからの案内文が色々届くなぁ…」

と思われている方もいるかもしれません。

申し訳ありません・・・。

 

 

これからも、キットやご説明方法に限らず、

色々と工夫をこらして、お客様にも喜んでいただけるよう頑張っていきます!

今回の変更は、慣れるまではご不便に感じられることもあるかと思いますが、

よろしくお願いします!

 

 

 

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コロナウイルスとインフルエンザの違いは!?

10月に入りまだまだ暑い日が続いているなと感じていました…

先週から寒さが急に募ってきておりますが、

皆さま風邪などひいていませんでしょうか?

ちなみに…私は鼻水が止まりませんf:id:kyu-h0:20211024180821j:plain

 

昨年より流行している新型コロナウイルス感染症はワクチン接種も進み、

全国的に新規感染者も減少傾向にありますね。

 

ふと思ったことがありまして…

これからの季節流行するインフルエンザ

コロナウイルスの違いは…?

 

そこで今回はインフルエンザと

新型コロナウイルス感染症の違いについてご紹介したいと思います。

 

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の相違点

f:id:kyu-h0:20211026064450p:plainARDS-急性呼吸窮迫症候群。肺炎や敗血症などがきっかけとなって、重症の呼吸不全をきたす病気です。

一般社団法人日本感染症学会提言 今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて(2020.12.11一部改訂)」 より

 

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症

調べていく中で様々な違いはあるものの、

どちらにしても感染症の恐ろしさを感じました。

 

ワクチンを接種して一安心されている方も多いと思います。

もちろん私もその一人ですが・・・

 

新型コロナワクチンを打ったから!

インフルエンザワクチンを打ったから!

感染が落ち着いてきたから!と

油断するのは危険です。

 

今後も引き続き、

石鹸による手洗いやアルコールでの手指消毒、

正しいマスク着用など感染症の予防を行っていきましょう!!

 

また九州保健ラボラトリーでは、引き続き

新型コロナウイルスPCR抗体定量抗体検査

実施しておりますので、何なりとお問い合わせください。

 

 

↓お問い合わせはコチラ↓

お問い合わせフォーム

 

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アニサキスに要注意!!

朝夕の心地よい風に秋の気配を感じるこの頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

秋といえば、スポーツの秋・読書の秋など色々な"○○の秋"がありますが、

みなさんは何の秋を思い浮かべますか?

私はやっぱり食欲の秋です!!✨

秋は栄養価の高い旬の食材が多く出回り、食べ物がおいしい季節ですよね💖

中でも、サンマは秋の味覚の代表ですが、そんなサンマなどの魚介類に潜む

アニサキスをご存知でしょうか?

今回は、アニサキスについてご紹介します。

 

アニサキス寄生虫(線虫)の一種で長さは2~3cm、

幅は0.5~1mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。

(肉眼で確認することができます!)

サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシイカなどの魚介類の

主に内臓表面に寄生しています。

また、アニサキスの幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると

内臓から筋肉に移動することが知られています。

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アニサキスによる食中毒の症状は以下のようなものがあります。

◇急性胃アニサキス

 食後数時間後から十時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。

◇急性腸アニサキス

 食後十時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。

 

このように、アニサキスによる食中毒は激しい痛みを伴うことが多いようです。

痛い思いはしたくない...でも美味しいものは食べたい!

ということで、このアニサキスによる食中毒の予防方法をご紹介します。

①魚を購入する際は、新鮮な魚を選ぶ。また、丸ごと1匹で購入した際は、

 速やかに内臓を取り除く。

②内臓を生で食べない。

③目視で確認して、アニサキス幼虫を除去する。

④冷凍(-20℃で24時間以上)・加熱(70℃以上、または60℃1分)が有効

 

詳しくはコチラ↓

www.mhlw.go.jp

 

 

 

しっかりと対策をして、食欲の秋を楽しみましょう!!✨

お問い合わせはコチラ↓

🐻

ノロウイルス検査につきまして

今月9月も、もう後半に差し掛かっています。朝夕は涼しさを感じられ、だいぶ秋めいてきましたね🍂

九州保健ラボラトリーのある鹿児島県は、暑さが引いてきたかと思うと、秋を感じる間もなく急に肌寒くなります。

今年もあっという間に寒くなってくるのでしょうね・・・皆さまも、急激な寒暖差にはご注意ください!

 

気温が低くなるこれからの季節、特に注意が必要な食中毒があります。ノロウイルスです。

 

ノロウイルスは、主に冬場に流行する感染性胃腸炎です。少量のウイルスでも発症し、感染力がとても強いことから、集団食中毒が起きる危険があります。そのため、特に冬場は定期的な検査を行うのが安心です。

 

厚生労働省が定める『大量調理施設衛生管理マニュアル』には

①10~3月は月に1回以上、又は必要に応じてノロウイルスの検便に努めること

②その検査は遺伝子型によらず、概ね便1g当たり10の5乗オーダーのノロウイルスを検出できる検査法を用いることが望ましい

と記されています。

 

※「概ね便1g当たり10の5乗オーダーのノロウイルスを検出できる」とはどういうこと?↓

http://kyuho.co.jp/news/files2020/Topics_kyuho_2002.pdf

 

 

この時期になると、ノロウイルス検査のお問い合わせをいただくことが多くなってきますので、九州保健ラボラトリーで行っている3種類の検査方法についてご紹介させていただきます!

 

 

 

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1.RT-PCR

【特徴】 

弊社で受託している検査のなかで一番高感度。少量のウイルスでも検出できる

☆大量調理施設衛生管理マニュアル対応

 

【結果が出るまでの日数】

基本的に

・[至急の際]午前中にお持込or到着or回収→当日夕方頃判定・ご報告

・[定期検査分]午後お持込or到着or回収→翌日お昼過ぎ判定・ご報告

※状況によっては結果が出るまでにお時間をいただくことがあります。

 

【料金】

標準価格:¥10,000(税別) 

 

【こんな方にオススメ】

☆至急で検査結果が知りたい方

ノロウイルス検査で陽性になった方の再検査

 

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2.BLEIA法 

【特徴】

RT-PCR法に匹敵する高感度ながらも、比較的安価に検査ができる

☆大量調理施設衛生管理マニュアル対応

 

【結果が出るまでの日数】

基本的に

回収or到着日の翌日、お昼過ぎ判定・ご報告

 

【料金】

標準価格:¥4,000(税別)

 

【こんな方にオススメ】

☆定期的な検査をしたい方

☆感度の高さと価格のバランスをとりたい方

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3.イムノクロマト法

【特徴】

 感度は低いが、安価で検査ができる

 

【報告までの日数】

・[至急の際]午前中にお持込or到着or回収→当日夕方頃判定・ご報告

・[定期検査分]午後お持込or到着or回収→翌日午前中判定・ご報告

【料金】

標準価格:¥3,000(税別)

 

【こんな方にオススメ】

☆定期的な検査をしたい方

☆安価で検査を受けたい方

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以上3種類が九州保健ラボラトリーで受託できるノロウイルス検査法

です。

弊社としては、高感度でお手頃な価格のBLEIA法をオススメしております。

また、お打ち合わせの上、定期的な出検・検査人数によってはお値引きもさせていただきますので、検査をご希望の際はお問合せください。

 

10~3月の間は毎月検査を希望されるお客様も多くいらっしゃいます。食の安全のため、ぜひ毎月の腸内細菌検査と併せての検査をご検討ください!

 

 

↓お問合せはこちらから↓

お問い合わせフォーム

 

 

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郵便局の「土曜配達廃止」に関しまして

皆さまも、報道などでご存じかとは思いますが、

2021年10月2日より、郵便局の土曜の普通郵便物の配達が無くなります。

www.post.japanpost.jp

九州保健ラボラトリーでは、土曜日は少人数の当番制にて対応しており、

ご到着分の受入・保管などは出来ておりました。

ですが、今後は

速達・レターパック・各社宅急便のみが土曜日到着となります。

(土曜検査ご希望の際は、基本的に至急検査のご依頼を前もっていただいている

 分になります)

 

また、到着までの日数も、現行+1日程度かかるようになるとのこと。

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郵便局の案内より抜粋

 

来月からは、上記の内容を踏まえまして、ご郵送の準備をお願いいたします。

 

お魚に潜むモノ・・・。

皆さんこんにちは。

今回は営業担当のFがお届けします。

皆さんは腸炎ビブリオをご存じでしょうか。

少しハーフっぽい名前でありますが、ハーフではありません。

海水中や海泥中にお魚などに付着している細菌です。

ちなみに、私は、九州の新鮮なお魚の刺身が大好きです!

 

今回は「腸炎ビブリオ」を紹介します。

 

1)菌の特徴

 ・好塩菌の一種で、水温が15℃以上になると活発に活動

 ・海水温度が高くなる5月から増加し、8~9月の夏場が特に増加

 ※冬場でも潜んでいるかもしれません

 

2)潜伏期間

 ・8時間~24時間(短い場合2~3時間)

 

3)症状

 ・激しい腹痛や下痢、発熱、はき気、おう吐など

 

4)予防ポイント

 ・真水(流水)でよく洗い流す

 ・魚介類の調理に使った器具もよく洗い、消毒する

 ・冷蔵庫で保存(できれば4℃以下)

 ・加熱をしっかりと行って食べる(75℃1分間)

 

ちなみに、焼き魚も大好きです!

もう一つヒスタミンを紹介します。

皆さんは「ヒスタミン」をご存じでしょうか。

少し外国人っぽい名前ではありますが、外国人ではありません。

ヒスタミンが多く蓄積された食品、特に魚類やその加工品を食べることに

よって発症するアレルギー性の食中毒です。

 

1)食中毒の症状

 ・顔面、特に口の周りや耳たぶが赤くなったり、じんましんや腹痛、おう吐、

  下痢などの症状

 ※重症の場合、呼吸困難や意識不明になることもあります

 

2)ヒスチジンというアミノ酸が多く含まれる赤身魚とその加工品がほとんど

 

3)一度ヒスタミンができると、煮ても焼いても減りません

 

4)予防ポイント

 ・生の赤身魚は常温で放置しない

 ・冷蔵でも長期間で保存すると、増える可能性があるので早めに食べる

 ・加工品も低温(冷蔵)で保存

 ・凍結と解凍の繰り返しをしない

 ・食べた時、舌のしびれ(ビリビリ)を感じたら食べない

 

大好きなお魚でも、上記のような症状等が出た時は、必ず早めに病院へ受診しましょう。

 

まだまだ暑い日が続きますし、想像以上の局地的大雨やコロナウイルスの感染拡大など気が休まらない日も続きますが、ご自宅にいる時などおいしいお魚や鶏肉を食べながら、一杯の楽しみで、この逆境を乗り越えていきましょう。

 

食品検査のお問い合せやご依頼の際は、下記の方まで ↓

お問い合わせフォーム