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暮らしに関わる「食品・水質・腸内細菌」,新型コロナウイルスetc...検査のご紹介等

大腸菌群と大腸菌の違い

皆様 こんにちは!!!

 

九州保健ラボラトリーでは、食品検査の検体をお客様からお預かりするときに、

毎日様々なご質問をいただきます。

中でも特に多いのが

大腸菌群と大腸菌、何が違うのか?」

というお問い合わせです。

 

大腸菌=大腸菌

と思われている方が多いのですが、そうではないのです。

 

そこで今回は、大腸菌群と大腸菌の違い」について

簡単にご説明します。

 

大腸菌

大腸菌群とはグラム陰性、無芽胞桿菌で「乳糖を分解して酸とガスを発生させる好気性または通気性の細菌群」のことで、土、水など自然の中に広く分布している菌でヒトや動物の糞便とはあまり関係のない生肉や野菜、果物など様々な食品からも検出されます。このため食品の衛生的な取り扱いを評価する指標として用いられ、例えば加熱済の食品から検出された場合は、加熱不足や、加熱後の二次汚染など食品の取り扱いの悪さを示します。

 

大腸菌「E.coli」

(読み方:イーコリ。Escherichia coliの略)

 人や動物の糞便に存在する確率が高く、自然界で死滅しやすい事から、食品中の存在は直接または間接的に新しい糞便汚染を示すものと考えられ大腸菌群が検出されるよりも、一層不潔な取り扱いを受けたことが考えられます。

※2018(平成30)年8月より、九州保健ラボラトリーでは

大腸菌」→「E.coli」と検査結果の表記を変更しております。

 

当社では様々な食品検査を行っております。

「今回の説明よりも詳しくしりたい」・「他の検査項目はどんなものがあるのか?」

など、ご質問ありましたら、是非お問い合わせください!

九州保健ラボラトリーの担当者が、迅速に対応させていただきます!

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