大変わたくしごとではございますが。
先日、「昨日のカレー」を昼食にしようと
会社に持参いたしました。
冷房の部屋にいたため、いつものお弁当と同じように常温で保管してしまい…。
昼になり、
電子レンジでやや熱めに加熱し、
あっつあつのカレーを口にしたところ…
なんだかいつもよりまろやか…。
そして、
なんだかこう、すっと糸が…ひ……く……?
味に変化はなく(多分)、 大丈夫だろうと判断&これがないとご飯がない!
と食べちゃいました。
が!
検査を受託する九州保健ラボラトリーの一員としては、
これ、
駄目だったときは?
何の菌が考えられる?と調べてみました。
出てきた菌は…
〖ウェルシュ菌〗
東京都福祉保険局から参照させていただくと
どんな食品に多いか?
肉類、魚介類、野菜を使用した煮込み料理が多い。
発生原因施設は、他の食中毒と同様に飲食店、仕出し屋、旅館、学校などの集団給食施設による事例が多く、カレー、シチュー、スープ、麺つゆなどのように、食べる日の前日に大量に加熱調理され、大きな器のまま室温で放冷されていた事例が多く見られます。
『加熱済食品は安心』という考えがウエルシュ菌による食中毒の発生原因となっています。逆に、家庭での発生は他に比べて少ないことが特徴的です。
…まさにカレーこれに該当ですね…。
ちなみに
症状は
潜伏時間:約6~18時間(平均10時間)。
腹痛、下痢が主で、特に下腹部がはることが多く、症状としては軽い
とのこと。
私は特にこのような症状も出ず、大丈夫でした…。
いやしかし、食の安全・安心をご提供する会社の一員としては、油断したなと
大変反省しました。
でもお伝えしたとおり、梅雨は高温多湿。
加熱調理した食品に関しましても、
なるべく早めに食べる
保存する際には温度に注意する
…気をつけてまいりましょう!
もちろん、ウェルシュ菌以外にも原因は考えられます。
九州保健ラボラトリーでは、ウェルシュ菌を含め、食品の安心・安全のための検査承ります!