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kyu-log

暮らしに関わる「食品・水質・腸内細菌」,新型コロナウイルスetc...検査のご紹介等

鶏肉に潜むモノ・・・。

 

 

皆さん暑い中毎日お疲れ様です。

 

この時期は様々な細菌やウイルスが原因で、食中毒患者が多くなってきます。

皆さんはカンピロバクターをご存じでしょうか。

名前からして恐ろしそうですよね。(キャンピロバクタ―≒カンピロバクター)

私は唐揚げが大好物なのですが、その原材料の生の鶏肉からよく検出されます。

 

今回はそんな「カンピロバクター」についてご紹介します。

 

カンピロバクター

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1)酸素要求性

 備好気性(大気中では徐々に死滅する)

2)発育温度

 31~46℃

3)低温耐性

 冷蔵庫内で1週間以上生存                                        

4)乾燥に弱い

5)凍結に弱い

6)加熱に弱い

 75℃1分の加熱で死滅する

7)少量で感染

 100個程度で感染

8)鶏肉で高率に分布(牛肉・豚肉10% 鶏肉20~50%)

 

4,5,6をみていくとなんだか弱そうな細菌ですが、7をみてみると名前の通り

恐ろしいモノに感じませんか・・・。

 

感染した場合は個人差もありますが、腹痛・下痢・嘔吐などの症状がでるようなので

そういった症状が出た場合は速やかに病院受診をおすすめします。

 

ここまでご説明させていただきましたが、温度管理をしっかりすれば安心です!

皆さんも楽しい鶏肉ライフを過ごして参りましょう。

私も週1回はモリモリバクバク食べています。

 

何度もお伝えしておりますが、当社では様々な食品検査を行っております。

「今回の説明よりも詳しく知りたい」・「他の検査項目はどんなものがあるのか?」

などなど、ご質問ありましたら、お気軽にお問合せ下さい。

九州保健ラボラトリーの担当者が、迅速かつ丁寧に対応をさせていただきます!