今月9月も、もう後半に差し掛かっています。朝夕は涼しさを感じられ、だいぶ秋めいてきましたね🍂
九州保健ラボラトリーのある鹿児島県は、暑さが引いてきたかと思うと、秋を感じる間もなく急に肌寒くなります。
今年もあっという間に寒くなってくるのでしょうね・・・皆さまも、急激な寒暖差にはご注意ください!
気温が低くなるこれからの季節、特に注意が必要な食中毒があります。「ノロウイルス」です。
ノロウイルスは、主に冬場に流行する感染性胃腸炎です。少量のウイルスでも発症し、感染力がとても強いことから、集団食中毒が起きる危険があります。そのため、特に冬場は定期的な検査を行うのが安心です。
厚生労働省が定める『大量調理施設衛生管理マニュアル』には
①10~3月は月に1回以上、又は必要に応じてノロウイルスの検便に努めること
②その検査は遺伝子型によらず、概ね便1g当たり10の5乗オーダーのノロウイルスを検出できる検査法を用いることが望ましい
と記されています。
※「概ね便1g当たり10の5乗オーダーのノロウイルスを検出できる」とはどういうこと?↓
http://kyuho.co.jp/news/files2020/Topics_kyuho_2002.pdf
この時期になると、ノロウイルス検査のお問い合わせをいただくことが多くなってきますので、九州保健ラボラトリーで行っている3種類の検査方法についてご紹介させていただきます!
1.RT-PCR法
【特徴】
弊社で受託している検査のなかで一番高感度。少量のウイルスでも検出できる
☆大量調理施設衛生管理マニュアル対応
【結果が出るまでの日数】
基本的に
・[至急の際]午前中にお持込or到着or回収→当日夕方頃判定・ご報告
・[定期検査分]午後お持込or到着or回収→翌日お昼過ぎ判定・ご報告
※状況によっては結果が出るまでにお時間をいただくことがあります。
【料金】
標準価格:¥10,000(税別)
【こんな方にオススメ】
☆至急で検査結果が知りたい方
☆ノロウイルス検査で陽性になった方の再検査
2.BLEIA法
【特徴】
RT-PCR法に匹敵する高感度ながらも、比較的安価に検査ができる
☆大量調理施設衛生管理マニュアル対応
【結果が出るまでの日数】
基本的に
回収or到着日の翌日、お昼過ぎ判定・ご報告
【料金】
標準価格:¥4,000(税別)
【こんな方にオススメ】
☆定期的な検査をしたい方
☆感度の高さと価格のバランスをとりたい方
3.イムノクロマト法
【特徴】
感度は低いが、安価で検査ができる
【報告までの日数】
・[至急の際]午前中にお持込or到着or回収→当日夕方頃判定・ご報告
・[定期検査分]午後お持込or到着or回収→翌日午前中判定・ご報告
【料金】
標準価格:¥3,000(税別)
【こんな方にオススメ】
☆定期的な検査をしたい方
☆安価で検査を受けたい方
以上3種類が九州保健ラボラトリーで受託できるノロウイルス検査法
です。
弊社としては、高感度でお手頃な価格のBLEIA法をオススメしております。
また、お打ち合わせの上、定期的な出検・検査人数によってはお値引きもさせていただきますので、検査をご希望の際はお問合せください。
10~3月の間は毎月検査を希望されるお客様も多くいらっしゃいます。食の安全のため、ぜひ毎月の腸内細菌検査と併せての検査をご検討ください!
↓お問合せはこちらから↓