日が落ちるのも少しずつ早くなり、秋の訪れを感じるようになりました。
秋といえば、食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋と色々な○○の秋がありますが、皆さんは何の秋を思い浮かべますか?
私はというと「今年こそはスポーツの秋だ!」と意気込んでいますが、毎年食欲の秋に負けてしまいます...💦
さて、そんな楽しみの多い季節になりましたが、運動会や行楽などでお弁当を作る、食べる機会が増えますよね。作ってから食べるまで時間が空くため、気をつけなければいけないのが...そう!食中毒です!
その中でも今回は、『黄色ブドウ球菌』についてご紹介します。
【特徴】
自然界に広く分布しており、健康な人でも皮膚や鼻などにも常在しています。
化膿を起こす代表的な細菌です。
食品中で増殖する際に生産する毒素(エンテロトキシン)が食中毒を起こします。
毒素は熱に強く、100℃、30分間の加熱でも無毒化できません。
【症状】
平均2~3時間ほどの短い潜伏期間の後、嘔吐・吐き気・腹痛・下痢などの症状がみられます。
【予防方法】
・手をこまめに洗う。
・手に傷があったり手荒れがひどいときは、食品に直接触れないようにする。(ビニール手袋を着用するなど)
・食品は低温(10℃以下)で保存する。
・調理後は早く食べるようにする。
詳しくはコチラ↓
また、お弁当箱に詰める際には
・よく洗った清潔なお弁当箱を使用する
・おかずの汁気をよく切る
・冷ましてから詰める
などのポイントがあります。
食べる前には、手洗いをし、もしお弁当の味やにおいがおかしい場合は食べるのはやめましょう。
詳しくはコチラ↓
しっかりと対策を行って安全に秋の行事を楽しんでいきましょう!
また、秋は夏の疲れから体調を崩しやすい時期でもあります。
体調管理に気をつけて皆さんの”○○の秋”元気に過ごしましょう!
九州保健ラボラトリーでは、様々な食品検査を承っております。
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