「世界で最も多い感染者」は何の感染者だと思いますか?
2001年に発表されたギネスブックでは
「全世界で最も蔓延している病気は歯周病である。
地球上を見渡してもこの病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない。
歯周病は人類史上最も感染者数の多い感染症である。」
と掲載されているようです。

歯周病とは
細菌が歯茎(歯肉)に炎症性を起こす疾患で、徐々に歯茎周囲の組織を破壊していく細菌性感染症です。
歯周病になると
炎症を起こして赤くなったり、腫れたりすることはありますが、痛みなどの自覚症状はほとんどなく進行してきます。
症状が進むと
歯肉の中に歯周病菌が侵入し、歯周病菌が血管の中に入り込むことにより、心臓病や脳卒中・狭心症・心筋梗塞などへの影響や、糖尿病の悪化など、全身疾患にも関わってくる可能性があります。
※日本歯科医師会「歯周病」参照
2023年の厚生労働省の調査によると、歯周病で治療を受けてる総患者数は1135万人。2020年よりも275万人増加しているそうです。※日本生活習慣病予防協会参照
日本人の8割は歯周病患者、もしくは予備軍ともいわれています。重症者ではなくても、この数字には驚きますよね。定期的な歯科受診はとても大切です。11月8日は「良い歯の日」とされています。日本人の大好きなゴロ合わせではありますが、良い機会ととらえて、歯のチェックをされてみてはいかがでしょうか?
九州保健ラボラトリーでは、「歯周病リスクセルフチェック」検査も受託しております。唾液を少量採取していただく検査です。ご事業所内での健康促進のひとつとして、取り入れてみたい!というご連絡、お待ちしております!
ちなみに…虫歯が一番少ない国はどこだろう?と検索してみたところ、
スウェーデンだという記事がでておりました。
スウェーデン式の歯磨きの内容も色々出てきます。「高濃度のフッ素入り歯磨き粉を選び、歯磨き後のうがいは少量の水程度」というものです。歯間ケアの徹底や歯磨き後の飲食を一定時間控えるなど、知識としては知っているけれど、なかなか実践していないものもあります。歯に関する正しい知識と、適切な歯磨き、定期的な検診で、健康なからだを維持してまいりましょう!